購買の心得として「大手は喧嘩しても中小とは喧嘩するな!」
について書きます。
購買業務をしていると、幾度か仕入先と喧嘩となることがあります。特に買い手側が仕入先に無理難題なことをお願いしたり、また仕入先からの納入問題を解決するために無理難題を押し込むことが幾度かあり、仕入先と喧嘩になるこがあります。
それはコスト面、品質面、納期面など色々なケースがあります。
そこで、喧嘩について心得があります。
喧嘩する相手が大手の仕入先の場合、相手が営業担当者から部長クラスになることが多い。そうした場合、当人と喧嘩した場合、喧嘩の内容を自社に持ち帰りトップへ上申することなる。そうした場合、喧嘩した内容はトップへは冷静に評価され感情的なものは冷めていく。
また、大手企業だと営業担当者はローテーションにより担当者変更となることが多く、感情的な喧嘩してもその感情は引き継がれないことが多い。
しかし、中小仕入先の場合は喧嘩をしたら直ぐにトップに直結され感情的な内容がトップにつながる。更には場合によってはトップ含め喧嘩となることがある。
更に、中小企業の営業担当者は人員が少ないため担当者の変更は少なく、ずっとそのまま担当となることがあり、その担当者が感情的な喧嘩したことを引きずっていくことになる。
中小企業仕入先と感情的に喧嘩したら、買い手も損するし、仕入先も損するお互いに損です。