品質宣教師活動での布教

品質宣教師活動での布教内容を書いていきます。

(2)言い続けていること(布教)

①製造現場はショールーム。
 現場が美しくわかりやすいとよい製品ができる。
   (チェックゲージが綺麗で、決められた場所にあるといったことである)

②現場の標準類は誰のためのものか、どういうときに使うのかをよく考えて下さい。
 掲示するのかしないのか、掲示する場合の位置・文字の大きさをよく考えよう。  <3m先からでも見える>

③標準類とか記録がすぐ出てこないのは、活用していないと思ってよい。<30sで出す>

④品質保証・管理のために「作業者」「監督者」「管理者」の実施すべきことを箇条書きにしよう。

事例② 基本ルールの遵守

各職制毎に『基本ルール10ヶ条』を制定し、必ず実行すべき役割を明確化し徹底

班長の基本ルール10ヶ条

①整理・整頓の実施と確認    毎日
②製造工程品質記録表の記入 毎日
③作業観察             毎日
④品質チェックの確認       毎日
⑤日常点検表の確認       毎日
⑥作業者登録レベルへのひき上げ毎月
⑦一般作業者のスキルアップ指導毎月
⑧計測機器の点検         毎月
⑨作業者交替表の表示と指導・観察  ⑩異常の確認と組長への報告 毎月

⑤何故何故は現象で遡っていくもの。
 だから問題が起きたらすぐ現場へ行き、 現場と現物を見なければできっこない。さもなくばその現象を再現できるかどうかが勝負だ。

⑥変化点管理とは、変化点を見えるようにすることではなく、 変化点に対してどういう手を打っているか(誰が何を確認しているか) を見えるようにすることである。

⑦工程内不良は%ではなくPPM管理でやろう。

⑧工程内不良は毎日が勝負(赤箱のルールで決まる)

「0」が何日続いているかをライン毎に大きく表示しよう。
   不良1個以上発生    ×
   不良「0」        ○