通箱の管理基準あるの?

通箱が破損していて、そのまま使って出荷したので顧客からクレーム発生。
顧客にて通箱破損の切り欠きで怪我が発生したことがあったので、大きな破損箱は使用不可。

工程で検査(後工程に流さない!)

ステー供給装置に切り欠けチェック

リークテスター:エアー圧測定で工程内で全数検査の実施

数値が緑色になれば、溶接に異常なし


数値が赤色の場合は、溶接に穴開きがある

工程で自動種分

参考:みかんの選別     工程内で高さのを制限するシュートを活用し製品群の高さで選別

荷姿上の外観不良低減

荷姿上の外観不良低減

シュリンクフィルムの活用 PE母材に被せ熱処理 価格:4.5M/300円=物干し竿用

センター部補強角で当たり傷垂れてスリ傷

不具合:中柵とこすれて汚れた

教訓:ブロー製品のがさ入れも蓋付を標準とする

検査済み・未検査品の分離

未検査品箱の写真付蓋(検査済みと色違い)

出荷停止ゾーンを設置したが?

出荷停止ゾーンを設置し、不良品を一旦出荷停止したが、その出荷停止ゾーンの運用ルールが徹底されず、せっかく停止した不良品を出荷してしまった例がある。

教訓:出荷停止理由をきちんと明示する事

ルール品証担当が当日チェック後処理 → 製品に異常なし → テレコ品を再出荷した

過去トラ掲示でフォローアップ

教訓:人間は、楽をしたい習性を持っている

「現場でフォロー」し更に「活動板でフォロー」

作業観察パトロール

管理者品質パトロール
方法:1H/人・日×8人=8H  監査結果:毎日夕礼フォロー
目的:管理者のレベリングと作業者の意識の高揚

不良品を流さない為に!

不良品を流さない為に!

1)表示&通路はすっきり

2)検査の照明の工夫

3)端数品のタンス管理

4)色々な照合方法

5)出荷停止決めたが?

6)過去トラ掲示でフォローアップ

7)作業観察パトロール

8)荷姿上の外観不良低減

9)通箱の管理基準?

10)工程で検査・種分

一番目の「表示&通路はすっきり!」について

教訓:空箱で出荷!顧客より『儲かるね?』

かんばんをつけて空箱を出荷してしまい、お客さんより「儲かるね」と嫌味を言われてしまったことがあります。

対策として。

①空箱と完成箱の置場を通路を挟んで分ける

②完成品箱の上に限度見本=サンプルを表示する。・・・中身を正しいか間違っているか確認することが出来る。

③通路に物を置かない  ルールを徹底する

現場が使える作業標準書!

現場が使える作業標準書について。

作業標準書のサンプルです。作業のステップ、ポイントを図解や写真で分かりやすくしております。

作業手順書(要領書・標準書)は「カンコツ」の文書化をすべきです。

作業手順書:A-4 1枚が18枚になりました。これにより素人の誰でもすぐに作業ができるようになりました。

限度見本と一緒に作業手順書を見える化してます。

道具の活用

道具の活用について書きます。

ここで紹介する道具は、組立作業などで、組み付ける部品をひとつづつ作業者の手元に供給する装置です。

切り出し装置という場合もあります。

一つづつ供給するので、部品の取り忘れつまり部品欠の防止になります。

しかし、設備の管理をしっかりとしないとチョコ停の連発となり逆に作業にらないことになります。

①樹脂クリップの自動供給(員数管理)

樹脂製のクリップをホッパーにがさっとぶち明け、そこからエアーの力で作業者の手元へ一つづつ供給する装置です。

②ネジの連続供給機(ネジッコ)

この装置はねじを一つづ取り出す装置です。コンパクトでシンプルな装置なので現場では使いやすい装置です。

③爪楊枝の1本出し機

写真はつまようじですが、カシメに使うピンにも応用できます。

このように、こんな物は一つづつ供給するのは難しいと思っていても、知恵と経験を積めば出来るものです。

他にも難しいそうなものとして、Oリング、スプリンコンプレッションなどもあります。