雇ってはいけない人の見分け方 その7

“経営理念に従う“の続きです。

まずは各社の経営理念をしっかりと明確に把握していただいた上で、どんな人材が我が社では活躍できるのか。それを歪みなく真正面から一度見出していただきたいと思います。

ただし一部にはこの経営理念だけにはそこまでの表現がなされておらず、求める欲しい人材にまで活用することができないのかもしれません。

もしそうであれば、行動指針を参考にしてみてください。各社にある行動指針にはその会社で評価される行動が全て表現されていると思います。

この行動指針を面接の時にもうあらかじめ見せてしまうこともありだと思います。

私たちのこの会社ではこういう行動を大切にしている。こういう行動から外れた人はなかなか評価することができない。

そういうことを正々堂々と最初から伝えておくのもありだと思います。

これは各社の判断によりますがもし可能であれならば一度、公開してみてください。

その行動指針に対して面接をされる方からも何らかの意思表示があると思います。

もっと一歩踏み出すのであれば評価シートも見せてしまってもいいのかも。

人事評価で使われる評価シートは行動指針がより細かく解釈されているものだと思います。またそうあるべきであるとも思います。

そうであるならば最初からどんなことを評価されるのか。どんな資質、どんな姿勢が評価されるのか。そのことをあらかじめ公開してしまうのも有効であると思います。

どんな姿勢が評価されるのか、そのことをあらかじめ公開してしまうのも有効であると思います。

その評価シートを基に、その場ですぐに何かが起きる訳でもなく、もし当社に入社したのであればこういった項目によって評価がされていく。ただそれだけのことをお伝えするものです。

理念を明確に解釈しそれを面接対象となる方にお伝えいただくか、または行動指針を見せ評価シートを活動する。

いずれにしても同じ業種、同じ年齢層の方から作用するにしても会社によって評価される人材が違うということを念頭に置いた上で面接をしてみてください。