不況の今こそ教育訓練を その4

「不況で仕事の少ない今こそ教育訓練をすべき」の続きです。

そして雇用調整助成金の教育訓練は、これは主に二つの給付があります。

一つは休業給付です。休業給付つまり会社都合で社員の人に休んで頂きますと休業補償を会社がする義務がある。

その休業補償の一部に充てるということでその助成金が出るわけです。

助成金の金額としては今のところは政府の雇用対策によってコロコロと変わります。

最新の金額は政府のホームページを確認していただきたい。

条件にもよって異なりますが大体7000円前後が多いと思います。

もう一はそれに加えて教育訓練をすると、1日あたり中小企業の場合は大体6000円の給付がある。

この雇用調整助成金に伴う教育訓練は制度としては以前からあります。

しかし、非常に場所の制約こういうのはダメああいうのはダメこれもダメ。ということで非常に厳しく制約されて認められにくかった。

しかし最近は政府の方針が緩和という方向へ動いて案外認められてるケースもあります。

それで勧めとしては、まずダメ元でとりあえず申請のお伺いを出してみて試してみる。そしてダメだと言われらはダメでしょうがないということで助成金をもらうのは諦める。

そこで気をつけるのが、その教育訓練を休業日に行う場合は事前に計画届を出して受理されることが必要です。

受理されていれば6,000円の部分が出るかどうかは申請してみないと分かりませんが、少なくとも休業補償の部分については大抵出ることが多いと思います。