不況の今こそ教育訓練を その15

「不況で仕事の少ない今こそ教育訓練をすべき」の続きです。

ここからは、こんなにある学びの場として色々なものがあるということをお勧めします。

主に公的なものを紹介します。

最初は県職業能力開発協会で技能検定というのをやっています。特級、一級、二級とかがある。

技能検定というのが働く人々の有する技能を一定の基準により検定し国として証明する国家検定制度ということです。古くからあり昭和34年からある制度です。特に機械金属工業につてはものすごく充実しています。機械金属工業の会社は是非取って頂いた方がいいと思います。

さらに県職業能力開発協会というところはいろいろな講習会を定期的に行っております。

例えば TWI監督者訓練、指導者養成訓練、企業内訓練、トヨタ生産方式、階層別訓練、機能別訓練、機能別訓練というのはIE講習 、VE 講習、人事考課者訓練、営業管理者訓練、品質管理訓練、メンタルヘルス訓練とかいろいろあります。それからキャリアアップ講習、機械化図面の見方及び CAD 講習、OA機器化のような講習会があります。費用的にも割安だと思います。

そしてこういう公的な所だと先に上げたキャリア形成助成金が比較的に認められやすいという実情もある。

ほかにも公的なところですが中小企業大学校というところもあります。これも政府そのものですから、キャリアアップ形成助成金が比較的認められやすいと思います。

いろんなカリキュラムがびっしりあります。「工場管理者養成コース」とか「リーダーシップの発揮の仕方」とか「勝ち残りのための営業戦略」とか多数の講座がありますので活用すれば良いと思います。

次は雇用能力開発機構という公的なとこですがポリテクセンターというのがあります。

これは現場の技能です。機械設計技術とか機械の評価技術、カムリンク機構設計、技術設計ツールによる部品設計と設計検証とかです。フライス盤の実務とかもあります。