奥田 碩(おくだ ひろし)さんが、ある企業だけの為に単独の講演会を実施した資料を見つけたのでその内容を書きます。約90分の講演で、今までどこにも出てないので大変貴重ですよ。その1
20年ほど前の講演ですが、いま改めてこの講演内容を聞くと大変参考になります。すごい!
その講演会はその企業の中になるホールで実施されましたが、平日の稼働日なのに役員含め従業員が1千人以上公聴されました。「なんて余裕のある会社だ。」と当時は思いました。平日の稼働日なのに、従業員が現場から1千人抜けても問題なく回ってるなんて!
講演内容は主に次の内容です。
その1 紹介
その2 アルビン・トフラーの第三の波
その3 日本の改革の必要性
その4 21世紀の日本の発展の課題 一
その5 21世紀の日本の発展の課題 二
その6 21世紀の日本の発展の課題 三
その7 21世紀の日本の発展の課題 まとめ
その8 グローバル化
その9 販売目標:欧米欧州
その10 販売目標:発展途上国
その11 販売目標:国内
その12 課題の取り組み 技術革新:ハイブリッド
その13 課題の取り組み 技術革新:燃料電池
その14 課題の取り組み 情報他
その15 課題の取り組み コスト
その16 課題の取り組み マネジメント
その17 課題の取り組み グループ
その18 豊田綱領
では、具体的に内容を書いていきます。
ますは紹介から。
最近、日経連の会長に就任されて新聞等で色々皆さんもお見せしとるわけですけども、その他にうちの会社の役員をなさっております。
実はこの役員になっていただくように頼みに行った時に、会長忘れてるかもしれないけども、あまりいい顔を出されなくて、
「厄介なこと言ってきたぞ。」
というような顔をされたですけれど、その時に僕は
「〇〇〇会社はトヨタグループからでもこれからキーになる会社であると思っると。だからやっぱり役員になっておいて頂けるとトヨタのために良い。」
と、偉そうなこと言った経緯があります。
そういう意味じゃキーになる会社に我々もなっていかないかんわけで。そういう約束もあり我々もこれから頑張って行かなきゃいかん。
そこで日常で色々ご相談に乗っていただいたりするようなこともありまして、非常に私どもの会社としては、大変ありがたいです。
今日もそういう意味で大変お忙しいなかを快くお引き受けていただきまして、今日来ていただいてありがとうございます。
またお話が聴けるわけでございますので、でごゆっくりと聴いていただけると思います。
じゃあ奥田会長お願いします 。