現場で使いやすいTPS用語辞書 や行
・ヨーイ・ドン方式 (Simultaneous Start Time Study)
問題を顕在化するための方法で、サイクルごとにスタートの合図で全作業者が、各自の 作業開始点(標準作業の作業順序の一番目)より作業を一斉に開始する方法。
1サイクルの作業を終えたところで、改めて合図により一斉に作業を始める。
・4S (Four S’s)
整理・整頓・清潔そして清掃の4つの日本語の表音の頭文字を示したもの。
これは、物の管理の重要性を強調している言葉である。
4Sに躾(ルールや決めたことを守ること)を加えて5Sともいう。
・整理 (Seiri (Sifting))
現場で要るものと要らないものを区分して、要らないものを即刻廃却すること。
・整頓 (Seiton (Sorting))
整理し、必要として残したものを必要な時に、必要なだけ容易に取り出せたり、使いやすいように、所番地を定めて並べて置くこと。
単純に並べて置くだけでは整列であり、整頓ではない。
・清潔 (Seiketsu (Spick and Span))
整理、整頓、清掃のよい状態を維持すること。
・清掃 (Seiso (Sweeping and Washing)
現場で技能員が仕事をやりやすく、安全に対しても不安がなく作業動作や歩行に支障の ないようにきれいにすること。