中部地区中小製造業におけるB2Bネット取引の現状と課題 その8

中部地区中小製造業におけるB2Bネット取引の現状と課題 その8

(1)コンピューターによるオンライン受発注システムを利用していますか?

 この質問に対し、一般企業では70%、M/P参加企業で60%であった。これを従業員の規模で見ると、図4.2.1.1に示すように、一般企業では10~49人と100~299人規模の企業が31.6%で、M/P参加企業は、50~99人が41.2%、ついで10~49人が35.7%、9人以下が17.6%であった。

 業種別で見ると、一般企業では、図4.2.1.2に示すように、輸送用機械・部品製造業(35%)、電気機械(15%)、一般機械(10%)となっている。

 M/P参加企業では、一般機械(23.7%)、輸送用機械(21.1%)、電気機械(18.4%)となっている。これらの業種の納入先は大企業が多く、親企業主導のいわゆるバイヤー型の納入側の企業と考えられる。

(2)そのシステムは次のどれですか?

 この質問に対し、図 4.2.2.1 に示すように一般企業では66.7%の企業が特定の企業と結ばれた専用システム、29.7%がインターネットと答えている。これに対し、M/P参加企業では、43.2%の企業が特定の企業と結ばれた専用システム、50%がインターネットと答えている。