今回は働きながら治療を支援する両立支援制度という内容の働きながら治療 その9です。
最後は健康経営に関して公の機関で実施している対策もご紹介します。
一つ目は共済健保です。中小企業の健康保険については協会健保に加入いる会社が多いですが協会健保は健康宣言事業所というものを行っています。
どういったものかという簡単に書いていきます。
協会けんぽに所定書式による「健康宣言書」を送ることでエントリー
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「健康宣言チャレンジ認定証」交付。
協会けんぽのホームページに「健康宣言参加事業所」として紹介される
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宣言した対策の実践・取組み
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協会けんぽへ状況報告
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優秀な事業所を「健康取組優良事業所」として表彰
こちらは詳しくは各県の協会けんぽにホームページありますのでそちらの方向をご覧になって具体的内容をご確認していただきたい。
もう一つは国が実施している経済産業省の事業。どういったものかと言うと健康経営優良法人認定制度という制度です。
経済産業省の「健康経営優良法人認定制度」
Q:国が健康経営を行っている企業を認定する制度があると聞きましたが・・
A:「健康経営優良法人認定制度」というものです。
経済産業省が特に優良な健康経営に取り組んでいる大企業や中小企業等を
認定して顕彰する制度です。
健康経営に取り組む企業を「見える化」することで、「従業員の健康管理を
経営的な視点で考え、取り組んでいる会社」として、社会から評価を受ける
環境を整備することが目的です。
これも経済産業省のホームページありますのでそちらの方で確認していただきたい。
しかしこれはなかなかハードル高そうで認定期限とか条件があります。まずご覧になって頂いて果たして可能かどうか検討頂くことになると思います。
以上、働きながら仕事と治療の両立支援ということを書いてきました。
今後そのようなケースがでた時に会社として従業員に対して福利厚生の一環として会社はこういった制度を設けるということで安心して頂ける会社という環境整えて、昨今の人材がなかなか取れない状況のなかで非常に重要な考え方かと思います。