トヨタ生産方式に精通していた人がトヨタ生産方式を展開する企業の方々に対して「日本語が通じない。」と言っていた。
当時はとても失礼なことを言っていると思った。トヨタ生産方式の専門の用語だからきちんと説明しないと通じない場合があるのは当然なのに「日本語が通じない。」とはひどいと。
しかし、今私が直面しているのはそんな「日本語が通じない。」状態である。
育ってきた文化が異なるので常識が全く私と他全員とがずれている。
説明をしても全く中身が入っていかないようだ。
昔、トヨタ生調室の銀屋さんが講演会で、常識の違いが厄介であると言っていたが、まさにその通りである。
普通に日本語で説明してもその本質を全く理解できない。培ってきた文化が異なるので言葉では理解できない。
それが一人ならまだ教育すれば良いが、全員ではどうにもならない。教育をして修正してもその時は少し良くなっても、直ぐに回り全員の文化に戻されてしまう。
むかし、大野さんが工場内を歩いて白線からはみ出てた物を蹴飛ばしていた。と聞いたが正にそうしないと治らないと思う。しかし今は時代が異なり直ぐにパワハラなどの問題となってしまう。
私の文化の賛同者が他に3名はいないと変わらないだろう。