前回の日本語が通じないの続きですが、A工場の採算が悪く見える要因を書きます。
悪く見えるなので実際は悪くないです。しかし何故あえて悪く見せるのか不思議です。
では悪く見える要因を4つ書いていきます。
①A工場のマイナスの部署だけ計上してA工場全体がマイナスと表現されている。
A工場の中に生産部署と営業部署があり、採算はA工場全体として表示されているが、実際は生産部署のみの採算の結果である。営業部署は着実に利益を確保している。私からは営業部署と合算して採算を出して欲しいと何度も依頼しているが無視。そして、マイナスの生産部署のみの採算をA工場全体として出している。
マイナスの所のみ拾えばマイナスになるに決まっている。これが理解されない。
②工場按分が突然追加された。
工場の採算には全社の共通費として全社按分が従来より経費として載っていた。しかし2年前から突然メイン工場の人件費の一部が工場按分として各工場に振り分けて工場按分の費用として載ってきた。マイナスと言われている工場にさらに今までなかった経費を載せるのか。それもメイン工場のマイナスを少なくするために他工場にマイナスを移すのか。
この工場按分を元に戻し、A工場の費用から無くせば良い。
③スクラップ売り上げが工場の売上に入っていない。
切削で出るキリコなどは各工場からスクラップ業者に直接買い取ってもらっているが、この雑収入が工場の収入に入っていない。
工場の活動で出たキリコだから工場の売上にすれば良い。
④端材の材料を使って製作したが材料費が減らされていない
他の製品を製作し端材が残り廃棄として扱われるが、A工場はそれを使って製品を作成している。その分材料費が減っている。または加工高が増えているが、採算ではそれが反映されていない。
端材を使った分生産高に組み入れれば良い。
①~④の内容はA工場の実態を表す内容なので、①~④をA工場の採算に入れればA工場はプラスになる。それを説明しても聞く耳持たず。理解できない。どうしていきたいのか不明である。