阪神淡路大震災で日本が終わったと思った。

1995年1月の阪神・淡路大震災で日本は終わったと思った。当時日本はバブル経済が崩壊し見通しがつかない時に、阪神・淡路大震災が発生した。

当時私は社会人5年目で朝のニュースで地震があったことは知ったが被害の大きさはわからなかった。昼休みに食堂でテレビニュースを見て被害の大きさを知った。神戸という大変大きな町の中で大災害となり、こんな状況を海外の企業が見たら、バブルも崩壊している中、日本ではいつどこで大地震が来るかわからないとなると日本国内で工場新設なんかするわけない。海外へ投資だ。ましてや海外から日本への工場の誘致が来るわけない。

その後も、2000年10月に鳥取西部地震、2004年10月新潟県中越地震、2011年3月東日本大震災、2016年4月熊本地震と大地震が起きているが日本経済は大幅に落ち込むことなく伸びている。日本経済の底力はすごい。

しかし最も悪影響をしているのは日本人の若者の働く意欲が若い世代が変わるごとに弱くなっているのが日本経済にとって最も悪影響だと思う。当然バリバリ働く意欲をもって実際に働いている人もいるが、全体の平均では年々若者の働く意欲が下がっていると思う。

ゆとり教育により頑張ることをしなくなった。ゆとり教育で育った親や教員がまた更にゆとり教育を増幅させていく。今では会社で「がんばれ」とも言えない。私の若いころは頑張れどころか「死んでもやれ!」と言われていた。死んでもやれはおかしいがそれほど頑張らされていた。

やはりバリバリ働かないと技術力の全体の平均は上がらないと思う。韓国に抜かれ、中国に抜かれ次はインドに抜かれ・・・・どんどん技術力および経済力が抜かれていく。

私はもう年だから良いが、未来の日本の若者が心配である。

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