次に品質問題など不具合が発生した時の要因を人のせいにする。仕組みややらせ方の問題にすべきである。
品質問題が起きた時、要因分析をするがすぐにだれだれがやったからで終わってしまい、特定の人のせいにしてしまう。その人のせいにしたから対策は「その人にさせない。ほかの技量を持った人がやります。」となる。
しかしその技量を持った人も人だから病気になったり、退職したりといなくなった時には対応ができなくなる。
それはやらせ方を問題とせずに、人を問題としたからだ。その技量を持った人も人間だからミスもする。その人がミスしたらまたほかの人にさせることになり人がいなくなる。
人の技量は様々だが、その技量に合わせてやらせ方を工夫しないといけない。そうした仕組みにしないといけないのに、単に人のせいにしてしまう。 これも元々の考えのギャップの影響が大きい。