最近お米が高い、高いと話題になっている。
それに対し、今までが安すぎた。今が適正な価格とか言い合いになっている。
しかし、価格が高いと消費者が米離れとなってしまうだろう。
日本のお米が高い理由がある。それは作り方と流通に問題があるだろう。
まず作り方であるが、お米を作る田は細かく区切られそれぞれの小作農家がお米を作っている。これをもっと1ケ所の田を大きな面積にし、機械化を進めるべきだ。それぞれの小作農家がそれぞれの区切った小さな田で手作業で米を作っているので高くなるに決まっている。
また米を作るのに工程が多くとても人手をかけている。
まず、苗代にモミ撒きをする。その苗代の場所を事前に作っておく。
次に苗代から苗を収穫し田に田植えする。苗代はのちに崩し田にする。そこにもまた田植えをする。苗代はビニールをはるのでその材料代もかかる。
次に稲刈りだ。昔は、稲を刈って、田んぼに物干し竿を設置してそこに吊るして干す。1週間ほど干して乾燥したら、脱穀機にかける。最近はコンバインでその工程を一気にやってしまうが、干さずに脱穀までしてしまうので取れる米の量が少なくなるがとても効率が良い。昔はとても大変だった。
苗代にしろ田んぼにしろ肥料が必要になる。この肥料がまた高額である。また雑草の駆除も必要だ。
農業用水使用料が高い。昔は田んぼに沿った川から水を引き込んでいたが、今は専用の農業用水が蛇口から出てくる。便利ではあるが高額な使用料となってしまった。
この工程がいくつもある。
農業用水が高い
肥料が高い
田んぼの面積を大型化することがお米を安くするポイントである。
次に流通である。野菜のようにすぐに消費者にわたるようにすれば流通コストは安くなるだろう。