会社に入って横領ができなかと色々考えていた。しかしなかなかできないものだ。
どうせ横領するなら小銭ではなく、大金の数億円をと思っていた。
万が一発覚しても海外へ逃げれば良いと考える、しかし、自分には親や兄弟もいるので発覚した時に迷惑をかけるのでなかなかできるものではない。
会社の仕組みでは他部署にまたがった関所があり、横領はなかなか難しい。
しかし、実際には小銭を横領などの不正をしている人がいた。
その例を挙げる。
1)カラ出張
遠方のグループ会社へ出張したことにして、出張費をもらっていた。出張したとされた日に会社にいたのに。図太い神経だ。この人は管理者だったので、出張申請も清算申請も自分一人で承認できた。しかし、ばれるわ!
2)一人接待
お客様を接待したと偽って、一人で飲み食いしていた。その接待費の中にエロ接待も入っていた。一部の営業マンの中では常態化していたようだ。架空の接待されたお客もいい迷惑である。
3)給与マスタの改竄
各々の給与はコンピュータシステムのマスタに登録されている。給与の変更がある際には承認の書類に基づきそのマスタを変更するが、変更作業は通常人事の女性のアシスタントが多い。そのアシスタントが自分の給与を勝手に変更していた。その勝手に変更した管理責任が問題だったのに、その数年後、管理者が自分の給与を勝手に変更していた。重症!
4)タイムカードの改竄
これはよくある話だ。例えば残業時間を1時間多くしたことなど。ほかの人にタームカードを打刻してもらうとか。打刻時間を修正するとか...。
5)親族会社への高い価格で外注発注
親族会社へ高い価格で発注してキックバックをもらっていた。安ければ問題ではないが、高い価格なので問題だ。それも2次仕入先。これは1次仕入先も絡んでいたので関係者が多かった。発注者は部長だったので誰も問題提議ができなかった。発覚したのは親族会社である2次仕入先の税務監査で不正な会計処理があったことから。海外ではよくある話しで日本でも時々ニュースで出る話しだが発覚しにくい。
等がある。
それぞれ小銭の横領であるがそのために人生をボーに振ったことになる。
どうせならもっと大金を横領して人生をボーに振れば。
次は、ばれない大金の横領方法について書こう。