タイ人男性がナイフで人を刺す

最近日本ではおかしな凶悪事件が連続で発生している。

埼玉県の拳銃を持って郵便局に立てこもり

歌舞伎町で20代の女性が男性を刺し「おまえ人生なめんなよ」と叫び

タイ人男性がナイフで人を刺す。

他にもあるが、この3つ目の「タイ人男性がナイフで人を刺す」の事件について書きます。

凄惨な事件が起きたのは11月2日の夜7時半過ぎ。

場所はJR関内駅から徒歩10分ほどの横浜市中区の繁華街。

タイ人男性が働くタイ料理店の前で、複数の日本人とタイ人がトラブルになったようです。

酔った日本人グループが店の前に置いてあった自転車を蹴るなどしたため、タイ人店員たちが注意し口論になったそうです。もみ合いは徐々にヒートアップし、7~8人がからむ騒動に。

髪の毛を掴まれ殴られていたタイ人男性は、持っていた刃物で、日本人男性の胸や背中をメッタ刺しに。他にも男性2人が刺され1人は重傷だそうです。

当初はタイ人たちが一方的に殴る蹴るの暴行を受けていましたが、タイ人男性が店内にあった刃物で反撃。

「いい加減にしろ!」「わかったか、この野郎!」「やめろ! やめろ!」と怒号。

タイ人は基本的には優しい。めったに感情をあらわにして怒ることは少ない。

しかし、一旦爆発すると思考停止になってしまい止めることができないほど怒ってしまう。

それほど、日本人が怒らせてしまったのであろう。

日本人も酔っぱらいの集団を止めることが一人でもいればこんな事件には発展しなかっただろう。

日本も海外の人が多く入ってきて国際化になってきた。海外にはいろんな文化・常識の人がいるのでそれらを受け入れ許容しないと軋轢がなくならないだろう。

日本の成長の為には海外からの人の流入は必要だから。

タイ人の地政学まとめ

タイ人について地政学から見て今まで書いたことをまとめると、

タイの周辺国の大半は欧米の植民地・保護領となったが、タイは国土の一部を割譲したに留まり、英仏両勢力圏の緩衝地帯として独立を維持し唯一、植民地化を免れた国である。

欧米諸国や隣国と交渉をうまくやり遂げ大きな戦争もなく植民地にもならなかった、優れた交渉術である。

さすが、13種類の微笑みを持つ国である。

タイのエリートは声を荒らげ怒ることはまずない。ドッキリを仕掛けても怒らない。とても穏やかな人たちである。

寒い国や雨量の少ない国のように、飢えないように食料をためる必要がない。

タイの気候は熱帯性に分類され暑い雨量も多いので、 食料はいつの時期でもある。したがって昔しから年中食料に困ることはなく、飢え死ぬことはなく暮らしていける。

餓死の心配がない。したがって、ぜいたくをしなければ、

その日暮らし

でも生活ができる。仏教国なので欲を捨てその日暮らしで満足している。

バンコクに行くと、バイタク(バイクのタクシー)が多くいる。収入は少ないがサラリーマンのようにプレッシャーもなく自分の好きな時間に自由に仕事をしている。いわゆる自由人が多い。

サラリーマンのタイ人も、将来は小さなレストランでも良いので独立をしようとしている人は多い。

アジア通貨危機(1997年)アジア通貨危機では、車両メーカーが撤退したが、トヨタはその中でも残り、タイで部品生産をし日本へ輸出することを取り組んだ。

他の車両メーカーは当時はタイから撤退したのに、トヨタはタイに残ったので、タイでは今だにトヨタに対する信頼があり人気が高い。

タイ人は木に登り勘違いしやすい

タイ人は木に登り勘違いしやすい。

とにかく権力が好きであり、責任は取らないので、更に権力が好きになる。

したがって、その権力にしがみつこうとする。

クローズされた小さな世界でお山の大将になりたがる。

意外とエリートも同じで、勘違いする。

具体的に経験した例は、

タイで従業員3,000人ぐらいの日系の企業であるが、日本人を少なくし管理者もローカル化を進める日本の方針に従って、優秀なタイ人Aさんを副社長にした。

初めのうちはローカル化の方針に従って日本人を少なくするように進めたいたが、途中から日本人が役立たずの扱いをするようになり、日本の海外事業を管轄する上司を飛び越え、会長に直接日本人を非難するメールを出すようになった。

何事かと日本の海外事業を管轄する部署が、タイの事業を調べると、タイ人同士で仕入先などから個人的にリベートを強要することが横行していた。

直ちに方向修正をするが、出費が多くかかった。

タイでは10年以上勤務した従業員を解雇する場合、退職時の賃金300日分の解雇手当を支払わらなければならない。 副社長なので当然高給である。

ただし、タイはお金で解決しやすいのであとくされもなくすっきりする。

意外と問題となるのは通訳者である。

会社トップの注意や指導などを通訳者を通して言い続けると、通訳者の言葉がトップの言葉になり、通訳者がそのうち勘違いしてトップが言っていなくても忖度して勝手なことを言ったり、トップの言葉を伝えないまたは言い換えて伝えるようになり、いつの間にか通訳者が勘違いして会社を自分が運営してると木に登ってしまう。

恐ろしい。

タイのモノづくりの実力

タイのモノづくりの実力について書きます。

タイ進出日系企業の1/3が赤字。しかし他の国と比べると良い。他の国は2/3が赤字企業。

タイは最終ASSYメーカーの黒字企業が多く、下請けも潤っている。

1997年のリーマンショックを境にタイの企業体質が良くなった。主な要因を2つあげる。

-1.リーマンショックまではタイの製造は安く粗悪品で成り立っていた。

リーマンショックでタイ国内の需要が無くなり仕事が無くなったので日本に逆輸入することになり品質が向上した。今では世界一の安くて良い品質の物を生産している国。

このためそれ以降に日系で参入してくる企業は競争に勝てなくなっている。

-2.リーマンショックまではタイの資本が51%以上必要でタイ人が人事、経理を主に管轄していた。その為不正が多発していた。

 人事:親族を優先し優遇していた。良い人材が活用されなかった。

 経理:横領が多発していた。

 以降タイ資本の制限が無くなり、人事、経理も日本人が管理することになり不正が激減し企業体質が良くなっている

1/3の赤字企業の主な要因は3つに分類される

 -1.目的(顧客ターゲット)があいまいで、景気の良いタイに進出すれば何とかなると進出した。

  前記で述べたように、今のタイは良い品質で安く作る実力があるので、つてが無い後発の参入は難しい

 -2.社内不正(信用するな!)   

 -3.為替のリスクで失敗 初期投資を日本から円建で借り入れたがその後の円高により返済金額が増えた。

タイの現在の最大の問題は人件費

 -1.マネージャークラスの人材不足

 -2.ワーカーの人件費のup

競合となるサプライヤーともコミュニケーションを取りあうとうまくいく。

タイは政治不安・洪水被害があってもどんどん日系企業が参入してくる。

タイ人は信用できない

タイ人は他人を信用しない。

こんな実例がある。

タイである日系企業から独立し製造業を起業した人がいた。

地道な人でモノづくり一筋の技術端で、5年たって軌道に乗った。

創業時から一緒のメンバーは同じ釜の飯を食った仲間と思い、日本人はタイ人の相手を信用ていた。

その日本人は技術端で会計はわからず、タイ人に会計および銀行取引を信用して任せていた。

会計のタイ人は初期メンバーで信用していた。 日本人は「同じ釜の飯を食った仲間」は信用してしまう。

ある連休明けに日本人が会社に行くと、なんと何もかもなくなっていた。設備も材料も現金も、そして貯金も全て引き出されていた。

タイは名前を変えることができる。呼び名もあり、どれが本当の名前かわからない。

そして、すごい田舎から来ており住所があるかどうかわからない田舎なので本籍がわからない。また町に来てアパート暮らししている。アパートもよく引っ越しし、実際今はどこに住んでいるかわからない。

都会育ちの人でも定住していない人が多く、実際今 の住所はわからない。

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次の実例は、私の知っている日本の中小企業が、新たにタイに新規進出した。

新規進出のため、ベテランの日本語が分かる経理を採用した。

1年ほどし、どうも現金の減りがいつも多くおかしいと思っていた。

なんと、タイ人同士で協力し横領していた。

直ぐにクビにした。よくよくそのベテランの日本語が分かるタイ人を調べたら、前の会社も同じように不正をしていた常習犯であった。

次から次へと日本の企業を食い物にしている人だった。

また当社の例では、日本語がペラペラなタイ人を採用し品証スタッフとしていたが、

顧客からのクレームのレターを隠していた。

いつも「問題ない」、「顧客と調整した」と言っていたが、ただ隠していただけだった。

最悪な結果になった。

タイは「おかま」が多い

タイは「おかま」が多く、タイ国ではごく普通に認知されている。

「おかま」と言うと男が女装しているイメージをとるが、それ以外にも、単に男が男を好きや女が女を好きなど同性愛が多い。

職場でも2~3割ぐらいでいたと思う。

また 美容 整形国なので、男がきれいになろうとして 美容 整形する人が多い。タイだけではなく海外からも来て整形手術するので、タイの美容整形の技術は高い。しかし、やぶ医者もいるので気を付けること。

とくに、とても”キレイ”と思ったら、怪しいと思った方が良い。男が美容整形していると疑った方が良い。キレイすぎるほど疑わしい。

100%ではないが、確認する方法は、

  • 1)”のどぼとけ”があるか?
  • 2) 肩幅があるか? 
  • 3)足が大きいか?
  • 4)手が大きいか?

である。なぜタイは「おかま」が多いか以下の諸説がある。

先天的と後天的があるが、タイは後天的の率が大きい。理由は、

「おかま」社会的に認知され抵抗感がないので潜在的に感じている人が自分がおかまであることを受け入れやすいのと、

タイの男は働かない。女の方が働き役に立つ。

幼いころから女性がいいように言われ、男がダメなように言われるので、男が女性になろうと気持ちが動いていくそうです。

また、タイの国中も「おかま」を許容しているので、抵抗感はない。

私もよく「おかま」から言い寄られていた。

困っていた。

タイ人の「わかった」は、わってない

タイ人の「わかった」は、日本人からしたら全く「わってない」。

日本人の場合、部下がミスをしたら間違いの要因を調べ再発防止の策を考え部下に「わかったか」と言うと、部下は「わかった。」と返事をし再発をしないように再発防止策を取り込んでくれるが、

タイ人の「わかった」の返事は、話は聞いて理解したの「わかった」であり、”承諾した”とは言っていない。

ここで大きなボタンの掛け違いが発生する。

日本人は、相手のタイ人が「わかった」と言ったので期待して実施してくれると信じてしまう。しかし実施していない。すると再度同じ過ちが発生し、顧客からは再発のクレームだと厳重注意となる。

つまり、「わかった」を実践させる仕組みがないと実施しない。

とても世話がかかる。

しかし、これはタイ人だけではなく世界中同じようだ。

日本の感覚がおかしいようだ。色々な海外経験者から聞くとそのように思えた。

またこんな話もある。タイ人にエクセルの講習会に行かせた。参加したタイ人は「よく分かった。」と言っていたが、一向にエクセルを使おうとしない。

「講習会で良く分かったと言ったのになぜ、エクセルを使わないのか?」と聞くと。

「機能はよく理解したが、仕事の中でどのように使うかは教えてくれなかった。」と返事が来た。

本人としては、研修会に行かせてもらったのにわからないとは言えない忖度とともに自分自身のプライドもありわからなかったとは言いにくかったと思う。

不思議だ。

タイ人は喧嘩したら仲直りしない

タイ人同士で一度でも喧嘩したら、決して仲直りしない。

どちらかを辞めさせるか、両者とも辞めさせるしかない。

一見仲良く仕事をしているように見えても、実際は常に相手を疑っていて、相手がいつ裏切るか見ている。

普段はめったに怒ることは無いが、そのぶん一度怒ると取り返しがつかなくなる。

修復不能になる。

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明らかに一方が悪いならば、悪い方を辞めさせれば良いがどっちもどっちだと、しこりを残さないためにも二人とも辞めさせたほうがベターである。

双方ともどんなに優秀でも諦めるしかない。

お金で解決するからまだ楽である。

日本や、北米ではお金以上にもめる場合がある。

タイ人はゆるい身分制度の社会である

タイはインドのようなはっきりとしたカースト制度ではないが、ゆるい身分の階層社会です。

仏教国なのでトップは僧侶、次に王族、次に一般人だが金持ちと貧乏人に分かれる。

タイは相続税が無いので金持ちは金持ちのまま次の世代に引継がられ、金持ちの資産は貧乏人には分配されないので貧乏人は貧乏人のままである。

金持ちの次の世代がぼんくらで破産すれば別だが。

日本のように相続税により3代で親の築いた財産が無くなくなるようなことは無い。

しかし、同じレベルの人に対しては嫉妬心が強い。少しでも自分が不利に扱われていると思うと文句を言うが、大きく離れている人に対しては、尊敬、、、いやグレンジャイ=わきまえて対応する。

タイ人自身が身分をわきまえている。いや、あきらめている。特に王族に対し文句を言う人は少ない。特に王さまは大多数の人が尊敬している。

しかし100%の人があきらめているのではなく、ごく一部の人は貧乏人から大金持ちになったりする。

例としてアマタがある。

タイ人は怒られるのを嫌う

タイ人は怒られるのを嫌う。

特に人前で叱られるとプライドを傷つけられいつまでも根に持ち、修復は不可能になる。

タイ人管理者を部下の前で叱ると、部下はその叱られて人の指示を聞かなくなる。 管理者を叱るときは別室で叱ること。

タイ人は事なかれ主義で、目上に人に忖度をする。

しかし、その忖度が誤った対応をすることが多い。それは文化の違いがあるので当然である。かえって忖度してくれない方が良い。

日本をよく知っていると要注意である。

日本語がペラペラで行間を理解するタイ人がいたが、トラブルが起きても「タイ人同士で調整したので問題ない」と常に説明していた。

顧客からのクレームがあっても「解決し問題ない」と言い赤紙を抹消していた。

それを悪いとこれっぽっちも思っていなかった。怒らなければOK 、日本人が喜んでいればOKと本当に思っている。

だから、問題があれば伏せる。隠し通す。

日本人の「悪い知らせこそ早く知らせる」は全く理解していない。その場(時)問題なければ全てよし。

そして本人はずーと同じ会社にいるつもりはなく、転職をすることを前提としているので、企業の長期的成長は自分には関係ない。

ある時、顧客から当社の評価が悪いと噂を聞いた。タイのスタッフに聞くとそんなことはない。「顧客からの評価は良い。」と言う。

顧客からクレーム件数や書類の提出状況の評価レポートが出てたが、日本人スタッフには回ってこず、タイ人のスタッフで握りつぶしていた。

レポートが日本人に回ってこないので、口頭でしか確認できず信用していたが、実際はレポートが発行されていた。タイ人は日本人に見せると機嫌が悪くなることを知っており、見せず自分で握りつぶし、日本人の機嫌を保つことが自分の役割だと思ってたようだ。

タイ人の権限と責任

一般的に権限と責任は一致するが、タイ人は権限を持っても責任を持たない 。を持っても責任はとらない。

権限に対してとてもあこがれを持っており固執します。特に認めない権限を使いますが認めないならそれに伴う弊害に対しては全く責任を負おうとしないです。また認める権限を行使しようとすると袖の下を要求してくることがあります。

特に早く決済を要求する場合。ほっとくといつまでたっても決済されず放置される。

タイ人に役割について聞くと

1)立場に対する義務をすること、決めている義務をすること

2)その物事に関わってくること

タイでは実際には会話や仕事で一般的の方に使われているのが2.の意味だけで1.の意味がめったに使われません。

1.の意味の役割の代わりに「義務」と「責任」が使われています。

よって、日本人の方はタイ人に「これはマネージャーの役割だ」と言っても、タイ人は「この仕事はマネージャーの義務」または「この仕事はマネージャーの責任」だと理解しちゃいます。つまり、タイ人の感覚では役割という言葉の意味の大切さは義務や責任と同じレベルです。

タイ人はフリーズし暴発する

タイの教育は詰め込み教育がメインで、理論的ではない。とにかく理屈ではなく暗記せよ!

そのため、理屈で教師に反論や質問などができない。できる雰囲気ではない。

これはタイは仏教の王国なので、義務教育のころから理屈ではなく仏教の教えを伝えているせいでもあると思います。

そのため理論思考できず、自己矛盾や相手に打ち負かさられるとフリーズしてしまう。すると暴発しとんでもないことになる。

ナイフで刺したり、持っていた拳銃で撃ってしまうなど。

こんな話がある。

外国の観光客が タクシーの料金でもめ観光客が支払わなかったため、タクシーの運転手は怒り、刺し殺してしまった。もめた金額はたかだか500円程度である。

500円で命を落とすか...。

これはyosheeが経験したことだが、雇い始めた運転手が結構飛ばす人だった。ある日、隣の車と競争となり追い越せ追い抜けとカーチェイスとなった。信号機で止まると隣の車から男が下りてき拳銃を突き付けられた。ビビった。カートなっていたら撃たれていただろう。

タイ人は親友と家族のみ信じる

タイ人は幼馴染の親友と家族のみを信じて、他の人は信じていない。

仕事でどんなにチームワークを築き上げ信頼関係を構築できたと思ってっも、タイ人は相手を信頼せず、常に疑っている。相手をいつも「こいつ何を考えているんだ。」と疑っている。

タイ人が信用する相手は、家族と幼馴染の親友のみである。

これは、ほとんどのタイ人が小学生の小さいころに裏切られる経験を受けているためである。

タイの小中学生のいじめがひどい。YouTubeでもたくさん上がっているがエグイ。こんないじめを受けていたり、受けているのを見たら回りの人を信用できないのはわかる気がします。

またタイ人は家族をとても大切にしている。特に両親。

恋人になっても相手を疑っている。いつだまされるかと….。

タイの子会社で実際にあったことを紹介します。

現場作業で仲の良い夫婦が当社で働いてました。奥さんが妊娠し出産となり、病院で出産しましたが、事故があり子供は元気で生まれたが、奥さんは脳に障害が出てしまった。すると旦那は、奥さんの貯金を引き出し子供を置いて一人で逃げ出した。

ひどい!!

したがって、タイ人と心の底から信頼を築き上げるのはあきらめビジネスライクに付き合った方が良い。

タイ人のグレンジャイ=遠慮

タイ人の代表的な土着の概念でグレンジャイという言葉があります。この意味することは、学校の道徳で教えるといったものではありません。

グレンジャイを日本語に訳すと一般的には遠慮・尊敬・畏怖・名誉といった概念の集合体です。

しかし、yosheeの経験では単なる遠慮でなく、

(立場を)わきまえる

の方があっていると思います。つまり遠慮だけではないということです。

タイ人のkluwa=畏怖

タイ人の代表的な特徴のkluwa

について書きます。

タイ人は家庭の中で体罰によって教育されています。悪いことをすると罰を受けるという意味ではごく自然なことですが、なぜ悪いかの説明がなく、単にパッシとたたかれるので子供は委縮していきます。

加えて学校教育では先生に質問するとか先生に異なる意見を述べると怒られます。こういった背景の中でkluwaは頭の中で刷り込まれていきます。

従った何か新しいことが起きると思考停止になりますし、対立を避けるのもこのためです。結果として自立心・リーダーシップ・思考の欠落した人間が作られていきます。


タイ人をExcelのセミナーに参加させ半年たっても仕事で使わないので「なぜExcelを使わないのか?」と尋ねると、「仕組みは習ったが仕事でどう使うかは教えてくれなかった。」と答えるそうです。これがkluwaです。

タイ人をセミナーに行かせレポートを書かせると習ったことは書くが、社内でどう活用するかは記述がありません。新しいことを試すには恐怖が伴うのです。

不良の報告が上がってこないのもkluwaに起因します。第一に怒られるのが怖いので報告しない、或いは躊躇する。そして翌日には忘れるということになります。

参考資料:高浦雅文

タイは上座部(小乗)仏教

タイは仏教の国で、国王は仏教徒でなければならないと憲法に定められているが、信教の自由は保障されており他の宗教を信仰する人もいます。国民の95%が仏教徒です。僧侶はとても尊敬されています。

日本も仏教徒が多いですが日本は「大乗仏教」が多いですが、タイは「上座部仏教」(小乗仏教)が多いです。

日本は大乗仏教、タイは上座部仏教(小乗仏教)

それぞれの詳しい教えは専門のところで確認していただきたいですが、私が経験して教えていただいたタイの「上座部仏教」は”輪廻転生”があり次も人間に生まれ変わるには生前に徳を多く積むことである。生前に徳を積まないと生まれ変わったら虫や獣に生まれ変わってしまうとのことです。

では徳を積むにはどうるかというと、不幸な人に手を差し伸べ恩を与えることがあります。具体的には寄付などがあります。

こんな例があります。

会社で日本の上司がタイ人の部下を連れて夕食に行き、日本人の上司が自腹でおごっりましたが、部下のタイ人は特にお礼もなく終わりました。

日本人なら「ごちそうさまでした」または「ありがとうございました」と言うのが当たり前で、タイ人は何も言わなかったので不思議だと思っていた。

タイの考えでは、お金持ちの人が貧乏な人へ寄付(奢る)するのは徳を積むことになる。奢ってもらった人は、奢った人の徳を積んであげたことになるので、逆にお礼をされる方であると考えるそうです。つまり奢ってもらうのは上司のためである。

びっくりである!!

タイで事業をするにおいてタイ人の特徴で気をつけること

今回はタイで事業をするにおいてタイ人の特徴で気をつけることを経験で書きます。

タイ国の概要はウィキペディアなのどインターネットを参考にしてここでは説明を省略します。

主に日本人と比べ扱い方や気を付けることを思いに書きます。

まず、タイは「微笑みの国」と言われ13種類の微笑みがあると言われます。

13種類の微笑みがある微笑みの国

13種類も!!と少し驚くがそれぞれの微笑みの内容を下に列記しました。

1)イム・タック・ターイ
あまりよく知らない人への丁寧なほほえみ。

2)イム・サオ
悲しみを表すほほえみ。

3)イム・ヘン
「トライ」なほほえみ。「あなたに借金しているのは分かっているが、返すお金がない」といった類の作り笑い。

4)イム・ミー・レッサナイ
心の中にある悪意を隠すほほえみ。

5)イム・イエーイエー
「事の善悪はわかっている。でも覆水盆に返らずだから、嘆いても仕方がないでしょ」といった類のほほえみ。

6)ファン・イム
「冗談が面白くなくても笑わなければいけない」類の作り笑い。

7)イム・ヨー
からかい、または「だからそういったでしょ」といった類のほほえみ。

8)イム・スー
「勝ち目のない闘いに直面したときの」ほほえみ。

9)イム・タック・ターン
「あなたの意見には賛同できない」といった類のほほえみ。あるいは、「どうぞ提案してください。でもあなたの考えはよくない」といった類のほほえみ。

10)イム・ターン・ナムター
「とっても幸せ、だから泣いている」といった類いのほほえみ。

11)イム・マイオーク
「笑おうとするけれど顔がこわばってしまう」ほほえみ。

12)イム・チューンチョム
「あなたはすばらしい」といった類のほほえみ。

13)イム・チュアチュアン
「私の勝ちだ」といった類のほほえみで、敗者に向けてなされる。

これを見てみると実は日本人とよく似ている。

日本人も本当は怒るところを微笑みでごまかしたり、困った状況を微笑みでごまかしたりしている。

日本人がタイ人の本音がわからないとよく耳にするが、これは欧米人からしたら日本人も同じように本音が分からないのが納得できる。

このように13種類の微笑みを常に活用しているので声を荒らげて怒ったりすることはめったにない。

逆に仕事の中で声を荒らげて怒ったり指示したりすると軽蔑され、一緒に仕事をしたくないと態度を示す。

机を叩くなんてありえない行動らしい。

 

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