AW物語 ホイールインモーター編

ナビ開発物語りでもお話ししましたが、技術がオートマチックの「あるべき姿」を模索しておりました。その結果たどり着いたのが、オートマチックは自動車の運転をとても楽にする役割である=つまり究極のオートマチックの「あるべき姿」は自分の思ったように走る姿が「あるべき姿」のオートマチックであると結論をだしたそうです。その姿は“馬”をイメージしました。馬は前にも後ろにも進みまた真横にも進めます。

 その動きを実現するには自動車のタイヤ4本にそれぞれモータを付け、そのモータが方向を変えることで真横移動もできることができるホイールインモーターを実際に試作も作り、トヨタさんに提案をしました。

 その結果、愛知地球博などで登場したi-Realなどのモータ部にAW製のモータが使われるようになりました。ほかにもe-comやゴルフ場のカート(旧アラコ経由)などにも使われています。