林 南八先生

以前、トヨタ自動車の林 南八先生にトヨタ生産方式について教えていただいたことを書きます。

~トヨタ生産方式の本質と進化(深化)~

私たちの心構え

=できているか真の”人材育成”=

1.人財とは何か

 =社会人の4ランク=

  人財、 人材、 人在、 人罪

  → 今、求められているのは正に”人財”

→私たちの心構えが自然体で実践できる人物

 どんな難題に直面しても果敢に挑戦し結果を出せる人物

★私たちの心構え

1.お客様第一

2。チェレンジ

3。改善

4.現地現物

5.実質剛健

6.チームワーク

7.当事者意識

8.謙虚・感謝

9.素直・正直

10.愛社精神

がトヨタ生産方式の「 私たちの心構え」です。

「じんざい」の評価の誤り。

前回のブログで4つのタイプの「​じんざい​」を以下のように説明しましたが、

人財、人材、人在、人罪(じんざい)

人財・・・実績もあり、成長が期待できる人。企業的に欲しがら​れる人。
人材・・・実績はないけど成長が期待できる人。普通の人。
人在・・・実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人。

人罪・・・実績もないし、成長も期待できない人。企業的にはお荷物。

もう少し私なりに表現すると

人財・・・みんなの見本となり、会社の成長に貢献しており、会社を引っ張っていっている人。
人材・・・給与相当プラスαの仕事をしている人。
人在・・・最低限の仕事しかしない人。いなくなっても代わりはいる。

人罪・・・給与ドロボー。さらに会社の足を引っ張る人。

でありますが、この評価は企業側がしており、この評価がとても難しく誤りやすいです。その代表的な例では、ノーベル化学賞​を受賞した​田中耕一​​さん。

田中さんは​株式会社島津製作所​に勤めていてとても素晴らしい発見と開発をしてましたが、企業内では高い評価は得られず主任クラスでした。しかし外部からノーベル化学賞​を認められました。これは明らかに企業内の評価と外部との評価がアンマッチでした。

企業内で求められる人財と、外部の評価が異なった例です。
企業内の技術者の評価においてコミュニケーション能力が評価のポイントが高いことが多いです。​田中耕一​​さんはコミュニケーションは苦手なようで、評価が高くなかったようです。

しかし、外部のノーベル化学賞​で認められた途端に、株式会社島津製作所​は田中さんの評価を上げ部長待遇とした。ここで初めて企業内の評価が違っていたと認め、いまさらながら評価を見直しした。

これはここだけの話ではなく他でも多々あります。
田中さんは​研究技術者としてはとても優秀な方ですが、管理職としては不向きのようでした。
人を管理する管理職は、会議などのプレゼンテーションを含め上司へ理解させるコミュニケーションおよび部下の統率するコミュニケーションは重要であり、個人の研究の成果以上に重要視される錯覚に陥りやすいです。

では、田中さんはノーベル化学賞​を受賞するまでは4つの​じんざい​のタイプのどれかと。株式会社島津製作所​の中では「人在」の評価だったとみられます。
そしてノーベル化学賞​を受賞後は「人財」と大きく評価を見直しました。
今までは、いなくなっても問題ないとして扱ってのが突然、会社としていなくなっては困る、必要な人に変わったことになります。

このように企業内だけでは正しく評価できず、外部からの評価、またはいなくなってから改めて評価されることがあります。

そこで私はいなくなってどうだったのか・・・・?

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外から必要とされる人財になれ!

最初に勤めていた会社の経営者から、​

​外から必要とされる人財になれ!​

​​​​​​​​と言われていました。
会社の看板をしょって活躍するのではなく、看板をなくしても必要とされる力をつけろと言われていたと理解しております。

最初に勤めていた会社は自動車部品会社で私が入社した当時は中堅企業でいたが現在は大企業になってます。

その会社はとても立派な優良企業です。私が入社した当時は知名度もなく誰でも入れましたが、最近はとても知名度があがり、偏差値のとても高い大学からしか入社できない状況です。

私もその会社で一生懸命仕事をし、いい仕事をしてきたつもりです。

ある日、突然自部署の電話に外部から電話がありました。
「ある自動車メーカーの調達部が調達の立て直しをしたいので来てほしい。」
とのことでした。転職サイトにエントリーもしていなく新手の詐欺かと思い慎重に下調べをして本当に引き抜きに来たと確信しました。とても魅力的な話でしたが、現在の給与レベルとのことでリスクもあり破談となりました。

それから5年ほどたち、また突然自部署の固定電話に外部から電話がありました。
今度は「ある中小企業が工場長を探している。」とのことでした。
待遇は今より少しアップとのことですが、それ以上に中小企業の成長の役に立てる魅力を感じました。それが今の勤務先の企業です。

前回と今回のエージェントは異なり、当時なぜ私を選んだのかとそれぞれのエージェントに聞きました。すると同じように
「当社の情報網です。周りからの評価も調べた上で最も良い人選をしております。」
本当かどうかもわからないですが
”一生懸命に仕事をして良い仕事をすれば見てくれる人がいるのだ。”
と思いました。

これこそ「外から必要とされる人財になれ!」と思い、勤務先の上司に退職の意思を伝えたところ、引き留めの助言をいただきました。
しかし、その助言の内容は、
「転職先の企業は当てにならない。いつポイとされるかわからない。
次の昇給の時には配慮する。」
と心配してくれましたが、”当社に必要”とは言ってくれなかったので、転職を決意し今の会社に転職しました。

じんざい​​」は4つのタイプがあります。

人財・・・実績もあり、成長が期待できる人。企業的に欲しがられる人。
人材・・・実績はないけど成長が期待できる人。普通の人。
人在・・・実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人。

人罪・・・実績もないし、成長も期待できない人。企業的にはお荷物。

この中で人財が最も必要な人ですが、その比率は1割、多くても2割ぐらいです。

​私はこの”人財”ではなかったと​認識し去りました。

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参考になるTVドラマがあります。↓↓↓