ものづくり改革 打ち切り補給品の整理

次の補給のものづくり改革は「打ち切り補給品の整理」である。

補給の改善を取り組みにはまずは、補給が生きているか死んでいるか、つまり打ち切り品か打ち切りになっていないか層別することがまずはスタートである。

しかし、これが難しい。2年ほど前からトヨタから今年の打ち切り品リストが1次仕入先に発信されるようになった。またこの情報にはまだ生きている補給品=打ち切り前の補給品の品番が乗っていて大変助かっている。

しかし、既に打ち切られた補給品番は乗っていない。つまり、当情報に乗っていない品番は打ち切られたと判断できるが、当社が取り扱っている品番が全てトヨタ向けなら良いが、トヨタ向け以外の補給品も取り扱っており、当情報に取っていないので打ち切られていると判断できない。

不明な補給品番が多いほど調べるので、多くなる前に今のうちに確認するのが良い。また2次仕入先の場合、1次仕入先がトヨタに納入している品番は明確になるが、1次仕入先がASSYしその構成品を2次仕入先へ発注している場合は、その1次仕入先がしっかりと打ち切り品番を管理していないと2次仕入先に伝えることができない。またここでもトヨタ以外がある場合はトヨタ以外も含め1次仕入先が整理しないと成り立たない。

1次仕入先の役割は大である。

次は、一括生産化について述べます。