品質布教の基本的な考え方

品質布教の基本的な考え方を書きます。

まず、品質宣教師の目指す姿は「顧客満足第一主義」である。

そのためには、不良品の流出防止をしなければならない。

不良品を流出しないためには、不良品を作らない体制、流さない体制にしなければならない。

それには「自工程完結」であるものづくりの現場にしなければならないが、それには現場のリーダーの育成が必要である。

「自工程完結」には”ダントツ品質を目指す” ”レクサス品質である責任を持つ”目線を持つべきであり、それには正しい作業をして現場のムダ排除をすべきである。それを実現する為に、現場を視える化する必要がある。

また、以上を実施する為に4S(整理、整頓、清掃、清潔)をする。この4Sをするにはその前に躾が重要であり、躾が出来ていなければ何をやてもむだである。

宣教師活動の評価

①トップ層のやる気?

②4Sは?

③ツールはあるか? (各種標準類等)

④継続的改善(改訂履歴)

⑤実績は?

TPS段取り時間短縮のステップ4/4

引き続き、トヨタ生産方式(TPS)の段取り時間短縮のステップ別にか書きます。

ステップ4・・・外段取り時間の短縮

①4S(整理・整頓・清潔・清掃)の徹底

探すというムダな動作が発生するので、4Sを徹底しなければいけない

②運搬の工夫

よく使う物を近くに置いておく

ステップ5・・・段取り作業の標準化(要領書の作成)

①作業手順

作業の順番を要素作業単位で記入

②作業の急所を明示

作業の正否・安全・やり易くのポイントを記入

③物の置き場表示

置き場の表示は見やすく・置き易いようにする

段取り時間の目標ステップ

ステップ1・・・シングル段取り化(10分未満)

ステップ2・・・ワンタッチ段取り・ワンショット段取り化
(タクトタイム内)  (機械が1回打つ間)

ステップ3・・・無段取り化