最近のNC旋盤やマシニングセンターがかなり進歩している。
しかし現時点ではある物を加工するのにプログラムを設定するレベルの高いエンジニアが必要で大変な工数をかけている。
今後、AIの活用によりこういったエンジニアが不要になり時間をかけずに材料をポンと入れたら製品が出来上がるようになると良い。
まず、図面をスキャンまたは製品の現物をスキャンしたら、加工方法および加工プログラムをAIが勝手に作成する。
刃具は事前に設定した刃具をセットしておく。また加工毎にチップの摩耗を測定し加工補正を自動でする。
チップの交換が必要となったらお知らせが出てワンタッチで交換する。
そして出来上がった製品現物をスキャンし自動で判定する。
ここまでくれば小ロット品の機械加工現場でもAIを有効に活用できる。楽しみである。