労基署の臨検対応 その11

捜査の手順はどうやってやるか。

まず、いきなり社長を取り調べることは、やらないと思います。

まずは例えばいくつか支店があると、その支店の一番下っ端の人一般従業員を一人ずつ一人ずつヒアリングする。

だいたい一人30分以上の時間かけると思います。

ヒアリング内容は、例えば

・朝は何時に出社してるんだけど、この会社は始業は何時でしょうね。

・その随分早く出社してる。または遅く退社してるのは会社から指示されたことか。

・残業が出ないということは納得してるのか。

そのようなことを一番下からヒアリングする。パソコンを持ち込んで行ってで一人ずつ聞き取りをする。

次にその人の先輩の人上司。そして管理職の人と上がってって最後が社長になる場合が多いです。

社長まで行った場合はねもう完全にも外堀を埋められてます。社長への取り調べはだいたい半日以上。社長に対する取り調べはねそれも一回じゃ済まないかもしれない。それで送検するということになる。

送検した段階で新聞記事になる。書類送検って何かって言うとね労働基準監督署つまり署が検察庁に送ることを送検。もう逃げない場合は書類送検、逃げそうな場合は身柄送検されます。

今度は検察庁が裁判所に送る刑事事件として扱い起訴となる。起訴猶予こうなるわけです。

告訴されしまうと、例え残業代の未払いが仮にあったとして告訴された後に仮にさかのぼって払ったとしても、犯罪という事実は消せない。リスクがあるり大きな問題に発展しかねない。

書類送検は、労働基準監督署とかが 記者クラブへ投げ込みする。新聞各社が受けて、もう止める方法もなくなる。

告訴ってのは非常に気をつけないけない。

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