不況の今こそ教育訓練を その17

「不況で仕事の少ない今こそ教育訓練をすべき」の続きです。

メーカーが行うべき教育訓練について申し上げました。この今大変厳しい難局ではありますけれども、ずっと悪いってこと絶対にない。そんなことは絶対にない。人はね悪い時は、なんか悲観してずっと悪いような風に思い、いい時はねずっといいような気がするのが人間なんです。ですけど、ずっといいということはないしずっと悪いこともないです。必ず Up Down Up Down 繰り返す。

歴史を見れば必ずそうです100年に1度の大局と言われていますけど私はそんなこと全く思ってません。100年に一度というのは戦時中、戦後焼け野原の状態とかね明治維新の全て金の価値観否定された状態とかねそういうのをね100年に1度でいいんですよね。今みたいなのはねちゃんと皆さん食べているし、普通に暮らしている。こんな程度の事を100年に1度とは言えないでしょう。何年に一度か分かりませんけど必ず復活します。

復活するのは特に車だと思います。日本のカーメーカーというのは今業績不振に陥っているけれども、しかしマーケットは必ず浮上すると思います。その時に世界の中で競争力のあるカーメーカーは世界でほんの数社しかない。片手しか残っていないしかないんじゃないですかね。

その片手以内の会社の部品を作っている会社は消滅してなくなるとことは絶対にない。

だから今は耐え忍ぶべき時期ではありますけれども、その最中に信念を持って教育研修に取り組んで捲土重来(けんどちょうらい)を図っていただきたい。捲土重来というのはいわゆるはリベンジです。捲土重来というのは、将来の飛躍をかけて今は苦しみの時期だけれども決して諦めない。そういう姿勢でやっていけば良いと思います。

今回で「不況で仕事の少ない今こそ教育訓練をすべき」はおしまいです。