同一労働同一賃金について その11

「同一労働同一賃金」への対応策の続きです。

皆勤手当といいますと有給休暇を取ったから皆勤手当をカットできる時代じゃないです。つまり欠勤は現実ほとんどない。したがって皆勤手当も元々意味がないというのが考えです。

それから食事手当ですが意味があるなら付ける。例えば大きな会社だと本社では食堂があるが営業所は食堂がないとだから営業の外勤の人たちは食事手当があると言うならこの差はわかりやすい。

ところが中小企業は、例えば弁当一食についていくら払うとか言っても、そんな弁当代数えること自体がめんどくさい。そのぐらいならそれも基本給に入れといたほうがいいと思います。

それから住宅手当って言いながら全員一律に同一額を付けている会社があり現実意味がない。そいうような意味のないものを基本給に入れ不利益変更しない。その対応策が一番現実的なことではないかと思います。

住宅手当の見直し

扶養家族のいない者に対する住宅手当(実家暮らし) 5千円

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基本給に組み入れる。

扶養家族がない者に対する住宅手当(賃貸暮らし)1万円

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「調整手当1万円」

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昇給の度に償却して段階的に廃止へ

扶養家族がある者に対する住宅手当(賃貸暮らし)1万5千円

   ↓

(家族手当5千円+住宅手当1万円)に振り分ける

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家族手当は見直す。住宅手当1万円は調整手当に振り替える。