最初に勤めていた会社の経営者から、
外から必要とされる人財になれ!
と言われていました。
会社の看板をしょって活躍するのではなく、看板をなくしても必要とされる力をつけろと言われていたと理解しております。
最初に勤めていた会社は自動車部品会社で私が入社した当時は中堅企業でいたが現在は大企業になってます。
その会社はとても立派な優良企業です。私が入社した当時は知名度もなく誰でも入れましたが、最近はとても知名度があがり、偏差値のとても高い大学からしか入社できない状況です。
私もその会社で一生懸命仕事をし、いい仕事をしてきたつもりです。
ある日、突然自部署の電話に外部から電話がありました。
「ある自動車メーカーの調達部が調達の立て直しをしたいので来てほしい。」
とのことでした。転職サイトにエントリーもしていなく新手の詐欺かと思い慎重に下調べをして本当に引き抜きに来たと確信しました。とても魅力的な話でしたが、現在の給与レベルとのことでリスクもあり破談となりました。
それから5年ほどたち、また突然自部署の固定電話に外部から電話がありました。
今度は「ある中小企業が工場長を探している。」とのことでした。
待遇は今より少しアップとのことですが、それ以上に中小企業の成長の役に立てる魅力を感じました。それが今の勤務先の企業です。
前回と今回のエージェントは異なり、当時なぜ私を選んだのかとそれぞれのエージェントに聞きました。すると同じように
「当社の情報網です。周りからの評価も調べた上で最も良い人選をしております。」
本当かどうかもわからないですが
”一生懸命に仕事をして良い仕事をすれば見てくれる人がいるのだ。”
と思いました。
これこそ「外から必要とされる人財になれ!」と思い、勤務先の上司に退職の意思を伝えたところ、引き留めの助言をいただきました。
しかし、その助言の内容は、
「転職先の企業は当てにならない。いつポイとされるかわからない。
次の昇給の時には配慮する。」
と心配してくれましたが、”当社に必要”とは言ってくれなかったので、転職を決意し今の会社に転職しました。
「じんざい」は4つのタイプがあります。
人財・・・実績もあり、成長が期待できる人。企業的に欲しがられる人。
人材・・・実績はないけど成長が期待できる人。普通の人。
人在・・・実績はあるけど、それ以上の成長が見込めない人。
人罪・・・実績もないし、成長も期待できない人。企業的にはお荷物。
この中で人財が最も必要な人ですが、その比率は1割、多くても2割ぐらいです。
私はこの”人財”ではなかったと認識し去りました。
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