不況の今こそ教育訓練を その6

「不況で仕事の少ない今こそ教育訓練をすべき」の続きです。

次に上げるのはキャリア形成促進助成金というものであります。

このキャリア形成促進助成金は中小企業という前提で上げると2種類の助成金があります。

一つ目は訓練に対する助成金。

もう一つは受験に対する助成金です。

訓練というのは、訓練等支援給付金と言います。これはOFF-JT方式で社員に職務に関連した専門的な知識技能を習得させるためです。

それからもう一つの受験の助成金というのは、いわゆる技能検定、国が行っております。そういうものを受験するがための職業能力評価給付金と言います。

こういう風に二種類あり出る助成金は訓練に要した経費及び賃金に対して出ます。

この助成金を得ようと思と「職業能力開発計画」というのを作る必要があります。その中で認められる場合と認められないものがあります。

認められる主な要件はOFF-JTのみである。そして訓練の時間が10時間以上であること。例えば5時間と言うとも該当しません。10時間以上であること。

それから訓練が社内講師でも可能です。それからもちろん外部機関に行くことももちろん可能です。

しかし一対一の訓練、つまり講師と先生の一対一というのは認められません。言わゆる集合訓練を前提としている。

それから年次有給休暇の日に実施するものも認められません。つまり基本的には給料が出ている出勤日に行うものだということです。

それから総計画時間の中で2/3以上が所定内の時間内でなければいけない。残業とか休日出勤を使っても良いですが、正し総計画時間の中の2/3は所定内、つまり始業から終業の中で行う必要がある。

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