トヨタの補給品の供給の仕組みの続きです。
続いて補給のサプライヤーがトヨタに納入するのに納入遅れの未納カウントになる/ならないの判断基準の続きです。
納期不遵守時の責任先判定基準
トヨタとサプライヤーの責任先判定基準の考え方 ※
その他 責任区分⑤
トヨタ処理ミス
1)かんばん振り出しミス
サンプル事例 トヨタ責任
・内示変更に対し、サプライヤーがNG回答したにもかかわらず、振り出した場合。
・内示変更時(上限UP)の振り出しミス、(調整日より早く振り出したもの)
・内示変更OK回答より、早く振り出した場合。
・上限修正ミス・モレによる。振り出し数・振り出し日を間違えた場合。
2)キャンセル処理ミス
サンプル事例 トヨタ責任
・オーダーキャンセル時・代替旧品番の注残キャンセル遅れ。
3)納期変更処理ミス
サンプル事例 トヨタ責任
・手書きチケット発行ミス(かんばん区分違い)
・納期変更処理時の注残変更ミス(例3/4→3/5)
・マル超先行による納期変更処理ミス(誤インプットミス、忘れ)
サプライヤー責任による納期不遵守
A:1)生産遅れ
サンプル事例 生産忘れ、能力不足
B:2)構成部品欠品・完成品在庫欠品・包装材/ラベル欠品の場合
サンプル事例 トヨタからかんばん受領時、予め構成部品をした上で間に合わなければ可能な限り早めのご連絡を徹底すること。(前日14時を待たないこと)
C:3)設備故障
サンプル事例 型破損含む
D:4)品質不良
E:5)積み込み忘れ
F:6)その他
サンプル事例 要因を備考欄に記入(要因により個別に責任判断)
※サプライヤー:納入遅延判明時、必ず挽回時期と合わせ可及的速やかに担当拠点へ連絡が必要。
と事細かく、サプライヤーとトヨタの責任区分が例を持って決まられています。