アイシン刈谷工場の火災のトラブル対応力

ある晩、アイシン刈谷工場が燃えていると話が出た。

まさかと思ったが、現地に車で向かって近づいていくと向こうの空がやけに明るいと感じた。現地に着くと、もうもうと激しく燃えていた。

これは終わった。どうしようもないと思った。当分車の生産は止まるな。

アイシンの社長もうなだれていたそうだ。

そこに生調室が来た。

「図面をすぐに持ってこい!」と。

それから日本中のマシングセンターを押さえた。当然アイシングループおよびその仕入先も応援生産する体制となった。

図面を元に、図面通りに物を作った。

しかし、性能が出ない!なぜだ!

それは、実際に作っていたのは特採だらけの製品だった。しかし特採内容まではトヨタで保管している図面ではわからなかった。

現物を取り寄せ分解し特採内容を確認して加工先へ展開した。

何とか生産してトヨタの車の生産を止めたのはたった1週間だけだった。

すごい。たったの1週間であの大きな工場の生産の挽回したのか。

ちなみにその燃えた刈谷工場の工場長は1年ほど毎週土日も出勤して、応援した頂いた方々に対応され出世されたそうだ。

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