ばれない大金の横領方法について書いていくが、その前にその会社の仕組み付いて説明しておこう。
その会社の仕入は大きく3つに分かれる。
- 製品の構成品として購入する部品
- 製品を生産するために使う資材
(設備、消耗品、油脂、サービスなど含む=部品以外) - 事務で使用するなどの事務用品(サービス含む=1)2)以外)
とくに1)2)の取引額は大きく、調達部門が取り扱っていることになっている。
取扱いという意味は、発注先の決定。発注金額の決定。発注の実施がある。
必要な仕様や、数量、納期は川上の部署が設定し、問題とならなければそのまま注文書に記載(コンピュータで自動)し発行するのみ。注文書の発行部署は調達部門となる。
そして購入承認=買入明細の発行である。支払いは経理部署にて実施。
もっと詳しく書くと長くなるのでこれぐらいで。
ここで重要なのは、調達部門が発注先の決定権を持っていることになるが、川上部署で既に発注先が決まっていることが多々ある。調達部門はそれを承認する立場になる。
例えば、仕様的にあるメーカーしかできない製品とか、川上部署にて先に相見積をして発注先を決めてから詳細の仕様を詰めてあるなどがある。
そうした場合、仕入先は調達部門でなく川上の設計または生産技術部門へ受注の働きかけを積極的にしている。その設計や生産技術部門で接待を受けていた方々が調達部門へ来るともっと接待を受けれると勘違いしてくるが、調達部門はやはり気を付けていて接待を断っていた。周りの目を特に注意していた。