もう一つ生産性を向上する手段を紹介しよう。
それは、指標を作業者に明示する事だ。
ただしその指標は作業者がコントロールできる、つまり作業者の努力しだいで指数がかわるしひょうであること。
さらにいまの指標である事。
先月の指標を作業者に明示しても他人事である。
できれば一時間ごとの目標と結果が良い。
それが、生産管理板である。生産管理板は可動率100%の場合の数を目標値にして、実績を作業者が記入する道具である。
今はデジタル化が進み、作業者が記入するのではなくコンピュータが勝手に実績を記入して大きなモニターに表示される現場もある。
作業者はその目標値と実績をみて、目標値に近づけようと努力する。
ただし、段取りなどが入ったっ場合は、最初からあきらめてしまう。段取り時間を考慮した目標値を入れても良い。ただし目標値は可動率100%であること。可動率100%なら1時間30個なら30個を超えた数は出来ない。
余談であるが、私は新入社員の現場実習のころ可動率100%を超えてしまった事がある。
その裏ワザを説明しよう。
そのラインのサイクルタイムは90秒/個で1時間の目標数が40個であった。
しかし私は時々41個/h作っていた。それはネック工程のマシンに休憩に入る 直前に投入して休憩に入っていたからだ。私が休憩している間にマシンは動き続け加工を仕上げてくれていた。これにより一つ多く作る事ができた。
当時、職長がチラチラ見に来てストップウォッチでチェックしていた思い出がある。