トヨタ生産方式がもてはやされ、自社にも導入したいと考える企業が多いようだが、実際に導入するとなるとかなり難しくハードルが高い。
その理由を書いていきます。
トヨタ生産方式は今までのモノづくりの現場の考え方を変えなければなりません。
特に作りすぎのムダ、つまり在庫を徹底的に減らす。
製造現場では、いろいろなトラブルがあります。設備の故障、品質不良、仕入れ品の欠品、作業者の欠勤など様々なリスクがあります
現場ではそういったリスクに備え在庫を持とうとしますが、その在庫を持つことが悪となります。
したがってトヨタ生産方式を導入しようとすると現場サイドの方々の心の中は拒否してます。
表面的には導入を賛成してもやはり心の中では拒否してます。実際に導入に向けスタートしても、設備トラブルなどの問題が発生したとたん、在庫を持つべきだ!トヨタ生産方式は自社には合っていない!などの意見が大きくなり現場サイドから導入に反対されることになります。
ものづくりの現場サイドが反対となると導入はできなくなります。
トヨタ生産方式を導入する前にまず保全力を上げるとか、バックアップラインを設けておくとか、人員のバックアップ体制を整備するとか、トラブル在庫の考え方を整備するなどしておかないとダメである。
事前にそんなハードルの高いことができる企業は稀である。
さらにルールを守る躾も重要である。ルールを守る躾をするためには4Sを徹底的にすることです。
4Sといっても奥が深く、物の置き場、量の設定、それらの表示、設備などのキレイにする、ペンキ塗り、落下品をなくす、ベタ置きの廃止などとてもやるべきことは沢山あります。
4Sは日ごろからコツコツを実施しないと直ぐに汚くなってしまいます。そしてルールを守らなくなります。